大阪府池田市での活動

スマイルファクトリーハイスクール

ありのままの自分でいられる環境の中、高校卒業資格を無理なく取得しながら自立して生きる力を育みます

スマイルファクトリーハイスクールとは

旧伏尾台小学校北校舎 大阪府池田市伏尾台2丁目11
旧伏尾台小学校北校舎
大阪府池田市伏尾台2丁目11
スマイルファクトリーハイスクール

2007年4月、スマイルファクトリーの高等部として開設。星槎国際高等学校(本部・北海道芦別市)と連携して、高校の単位や卒業資格をとることができるコースです。

スマイルファクトリーハイスクール 特設WEBサイトはこちら

サポート対象を高校生にまでひろげたのは、保護者の一言がきっかけでした。

“新しく進学した学校は通えなかったけど、
スマイルファクトリーには通えました。
お願いです。スマイルファクトリーに高校生も通えるようにしてくれませんか?”

実は、中学校で不登校になる子どもは多い。
そんな子どもに対して、中学校から後の「その先が無かった」のです。
そのため、多少 ムリをしても進学先を探すという現状がありました。
すると、そこに通えず、スマイルファクトリーに戻りたいという子ども達も出て来ていました…。

そんな子どもたちの学び舎として、スマイルファクトリーハイスクールは誕生しました。

スマイルファクトリーハイスクールの特色

  • 1

    週4日、水曜~土曜日の10時~15時までのスクーリングに通う中で高校の単位や卒業資格をとることができます。

  • 2

    家庭科の授業を特に重視しており、衣食住を楽しむ力を育て、「生きる力」を身につけます。

  • 3

    個人で学習できる部屋やしんどいときに避難できる部屋をつくったり、放課後、人が少ない時間や休日に個別に補習の機会をつくったりと、できる限り無理なく単位がとれるようなサポート体制をつくっています。

  • 4

    ほとんどの生徒が進学希望です。
    個別学習やレポート指導の中でも日常的に進路指導や受験指導を行っています。

  • 5

    午後の体験学習の時間では、小中学部と合同の授業も多くとりいれています。学年の垣根を無くすことで、さまざまな年齢層のこども同士でコミュニケーションをとる機会をつくっています。

  • 6

    週4日、通うことができるかどうか不安がある方は「プレ入学」制度を利用することができます。プレッシャーがかかり過ぎない状況のもとで一定期間、体験入学をしていただくことができます(プレ入学費用 35,000円/月)。

日程と場所
日程 毎週水曜~土曜日(祝日は除く)10時~15時
場所

旧伏尾台小学校北校舎
(大阪府池田市伏尾台2丁目11)
Googleマップはこちら

阪急池田駅よりバス 阪急バス西のりば「伏尾台センター」バス停下車徒歩5分
(池田駅から伏尾台センターはバスで15分程です)
スクールバス運行あり
お問い合わせ

TEL 072-751-1145 smile@npotoybox.jp

詳しいご案内はこちら(PDF) スマイルファクトリーハイスクール 特設WEBサイトはこちら スマイルサポーター募集

校長からのご挨拶

NPO法人トイボックス 代表理事・スマイルファクトリー・スマイルファクトリーハイスクール校長 白井 智子 しらい ともこ

NPO法人トイボックス 代表理事・スマイルファクトリー・スマイルファクトリーハイスクール校長

白井 智子しらい ともこ

公職

文部科学省中央教育審議会教育振興基本計画部会臨時委員

文部科学省フリースクール等検討会議委員

内閣府休眠預金等活用会議専門委員 等

経歴

1972年 9月6日生まれ。4~8歳までを豪・シドニーで過ごす。
1995年 東京大学法学部卒業後、松下政経塾に入塾し、教育改革をテーマに国内外の教育現場を調査。訪れた学校で、時にはちょっと大きな小学生になってクラスに潜入したり、講師として授業を行ったり、また研修生として教育委員会で仕事をしたりと、様々な教育現場を研究。その結果、教育はシステムだけでなく現場の問題、という結論に至り、学校設立を決意する。
1999年4月 沖縄に開校したフリースクールの立ち上げに参加。2年半校長を務め教育界の注目を集める。
2002年10月 スマイルファクトリー立ち上げ。
2003年9月 大阪府池田市より委託を受け、「市立山の家」で、不登校・いじめ・ひきこもり・非行など、様々な問題を抱えた子どものための新しい「がっこう」を開設。行政との連携を視野に「NPO法人トイボックス」を設立。代表理事を務める。
2007年4月 通信制高校と連携し、高校卒業資格がとれる「スマイルファクトリーハイスクール」を併設。校長を務める。
2011年〜 「スマイルファクトリー」代表として、あらゆる子どものいいところをみつけて伸ばすためのサポート活動を行いつつ、親も子も笑顔にするためのサポート活動を続けている。
内閣府「新しい公共」推進会議委員、文部科学省中央教育審議会青少年の体験活動の推進の在り方に関する部会委員、国立教育政策研究所未来の学校づくり研究会委員等。東日本大震災後ハタチ基金にて南相馬の発達障がいの子ども達をサポート。みなみそうまラーニングセンター「ふみだす未来の教室」「原町にこにこ保育園」を開設

著書

  • 「明日をつかむがっこう」集英社・2000年
  • 「松下政経塾講義ベストセレクション・地方自治編」国政情報センター・2010年(共著)

関連書籍

  • 「チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える」渡邊奈々著 日経BP社・2005年
  • 「ティーンズメール」朝日新聞学芸部編 教育史料出版会・2003年
  • 「それでも、ゆとり教育は間違っていない」寺脇研著 扶桑社・2007年
  • 「この日本をどうするー再生のための十一の対話」 石原慎太郎著 文藝春秋社・2001年 等

4歳からオーストラリアで教育を受け、8歳で帰国してから日本の教育の現状への「はてな?」がはじまりました。

エリートのこども達が憧れて目指す学校はたくさんある。でも、どんなに頑張って勉強してもペースがゆっくりだったり、集団の中での勉強法が合わなかったりするこども達が夢を持って目指せる場所があまりにも少ない。落ちこぼれるこどもはわからないままどんどん取り残され、自信をなくし、非行や犯罪に走ったり、ひきこもったり。そんな現状があまりにも勿体ない。

多くの熱心な先生方が現場で頑張っています。それでも、今の学校システムになじめないこどもがたくさんいます。

不登校の原因の多くを占める発達障がいや複雑な家庭環境等の対応には、こども達や家族と密なコミュニケーションをとりやすい、専門スタッフによる少人数指導が適しているとの考えから、池田市教育委員会と連携し、市立山の家という素晴らしい場所にこども達のための新しいがっこう「スマイルファクトリー」を開設して15年がたちました。旧伏尾台小学校という、より恵まれた環境を得て、たくさんのこどもがここで自信を取り戻し、社会へ羽ばたいていっています。

活動を始めた当初は「怠けるこどもをなぜ甘やかすんだ」と批判されたこともありました。活動を続けるうちに、彼らが決して怠けているわけではないこと、「発達障がい」によって苦しんでいるこどもがたくさんいることが世の中でも理解されはじめました。特別なサポートが必要なこと、一人ひとりに合った指導法で接すれば、必ず伸びることもわかってきました。

こども達に関するたくさんの悲しいニュースが世の中にあふれています。そうした報に接するたび、心が痛み、一人ひとりにきちんとサポートが届く世の中にしたいと気が焦ります。

一人ひとりのこどもが、自分に合った教育を受けて輝くことができるように。お互いが得意な部分を活かし、不得意な部分を支え合える社会になるように。 これからも地に足のついた活動を続けていきたいと思っています。